出版社内容情報
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『源氏物語』の全体像、ストーリー展開や人間関係、あらすじがまるごと理解できる。
物語の内容はもちろん、作者である紫式部のこと、日本文学史の中での意義、平安時代についての予備知識、ゆかりの地などを詳しく紹介した「源氏物語」を知る決定版!!
■本書の特色
・あらすじ、登場人物、その系譜・関係図を一冊に凝縮。
・紫式部の人生や仕事、人間関係、作品など、作者の人物像にもふれることができる。
・京都御所、石山寺と逢坂の関、伊勢神宮と斎宮など、聖地巡礼や文学散歩、修学旅行などにも役立つ、「ゆかりの旅」を紹介。
・文学作品として後世に与えた影響や現代語訳などの情報も満載。
■新装丁になって内容も一部変更。わかりやすく、平易な文章になりました。
(本書は1998年5月に刊行した『源氏物語を知る事典』の新装版です。)
■読者対象:中学生以上
■表紙の装画は「紅茶王子」(花とゆめコミックス)の山田南平先生。
【著者紹介】
◎西沢 正史 編
国文学者。東京大学大学院修了。昭和女子大学・駒沢女子大学教授。編著書に『日本の古典30を読む あらすじダイジェスト』幻冬舎、『中世王朝物語・御伽草子事典』勉誠出版、『古典文学にみる女性の生き方事典』国書刊行会、『古典文学鑑賞辞典』『古典文学を読むための用語辞典』『源氏物語作中人物事典』東京堂出版など多数。2019年没。
◎山田 南平 装画
漫画家。
1991年『花とゆめプラネット増刊』春の号に掲載の「48ロマンス」でデビュー。
思春期の少年少女の成長を描いた『オトナになる方法』など。
目次
『源氏物語』の全体をとらえる
『源氏物語』巻々のあらすじ
光源氏を愛した女性たち
紫式部とその作品
小説としての『源氏物語』
文学史の中の『源氏物語』
物語の舞台:平安時代を知る
『源氏物語』ゆかりの旅
著者等紹介
西沢正史[ニシザワマサシ]
東京大学大学院修士課程修了。昭和女子大学教授、駒沢女子大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。