出版社内容情報
事件を解決するのは、鯖猫!? わけありな人たちがいっぱいの鯖猫長屋で、次々に不可思議な出来事が……。大江戸謎解き人情ばなし。
田牧大和[タマキヤマト]
作家
内容説明
江戸の根津宮永町に、鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋があった。人呼んで「鯖猫長屋」。この美猫の名前はサバ。飼い主は、三十半ばの売れない画描き―。炊きたての白飯しか食べないわがままものの猫様が“仕切る”長屋に、わけありの美女や怪しげな浪人者が越してくる。次々に起こる不可解な事件に、途方に暮れる長屋の面々。謎を解くのは、いったい…。心がほっこりあたたまる、大江戸謎解き人情ばなし。
著者等紹介
田牧大和[タマキヤマト]
東京都生まれ。2007年、「色には出でじ、風に牽牛」(刊行時に『花合せ』に改題)で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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