出版社内容情報
◆◆個々の分析手法の外にある◆◆
◆ビジネス適用のノウハウを網羅◆
データ分析やAIを実際のビジネス活動へ適用する動きが急拡大しています。その成功のカギは、個々の分析技術や機械学習の手法とは、少し別の所にありそうです。本書は「分析技術と現実のビジネスをつなぐ」という目的指向の視点から、必要とされるノウハウを広く網羅的に俯瞰します。
分析の実施やAIシステム開発に先立つデータの準備、スコーピングと分析プロセスの設計、必要となるスキルの見極めとその動員方法から、最終的な分析結果の扱い方やレポート時の心構えまでを、著者の豊富な経験に基づき具体的に紹介。推奨図書を含め、データサイエンティスト、分析の担当者、ビジネストランスレーターにとって喫緊のスキルセットを明示します。
●読者対象
本書は以下のような方々に向け、ビジネスシーンでのデータ分析について述べています。
・データ活用案件を任されたチームリーダー
・分析を依頼されたけれど、何から始めていいか分からない方
・Pythonや機械学習を学んだものの、分析案件の成果をうまく挙げられない分析担当者
・クライアントと分析担当者をつなぐビジネストランスレーターになりたい方
・データサイエンティスト協会が示す「ビジネス力」を強化したいデータサイエンティスト
●本書のゴール設定
本書を読み終える頃には、次のようなスキルを獲得できるはずです。
・業務課題を踏まえて、データ分析の具体的なプロセスを設計できるようになる
・データ分析をビジネス課題解決のツールとして使えるようになる
・データ活用のアイディアを出せるようになる
・データ分析を依頼された際に、自ら分析方針を立てることができるようになる
・クライアントが納得できる分析結果を出せるようになる
●執筆上の工夫
抽象的な話題だけでなく具体例をふんだんに挙げ、実際のビジネス現場の分析案件から得た経験知を盛り込みました。大学や研修サービス機関の講座や教科書には登場しない実践的なエッセンスも含めました。また、「もっと深く知りたい・学びたい」という方へのガイドとして、推奨書籍を紹介するコラムを各節に設けました。
内容説明
データ分析やAIを実際のビジネス活動へ適用する動きが急拡大しています。その成功のカギは、個々の分析技術や機械学習の手法とは、少し別の所にありそうです。本書は「分析技術と現実のビジネスをつなぐ」という目的指向の視点から、必要とされるノウハウを広く網羅的に俯瞰します。分析の実施やAI開発に先立つ分析目的の見極め、スコーピングと分析プロセスの設計、必要となるスキルの動員方法から、最終的な分析結果の扱い方やレポート時の心構えまでを、著者の豊富な経験に基づき具体的に紹介。推奨図書を含め、データサイエンティスト、分析の担当者、ビジネストランスレーターにとって喫緊のスキルセットを明示します。
目次
第1章 データサイエンティストと「ビジネス力」(データ分析の基本的概念;DSのスキルと分析プロセス ほか)
第2章 ビジネス課題の検出(ビジネスシーンにおけるデータ分析の心構え;ビジネス課題解決の一手段としてのAI ほか)
第3章 分析アプローチの設計(分析結果のアウトプットパターン;基礎分析とKPIツリー ほか)
第4章 分析の実施(データクレンジング;データリテラシーの実例 ほか)
第5章 分析結果を活かす(分析結果以外にまとめるべきこと;分析報告の伝え方 ほか)
付録
著者等紹介
河合俊典[カワイトシノリ]
富山県礪波市出身。2008年日本ユニシス株式会社(現BIPROGY株式会社)入社後、SIerのSEとして、Webチケット予約サイト、SaaS型ドライブレコーダーサービスなどのシステム開発・保守を担当。その後、業務提携先のデータアナリティクス企業にてデータ分析業務を1年経験し、現在はデータ・AIを活用したサービスの適用/提案/技術検証や社内データサイエンティスト育成を担当。IT技術系以外の知見も保有し、心理学や行動経済学観点からのデータ分析を得意としている
横田賀恵[ヨコタカエ]
2007年日本ユニシス株式会社(現BIPROGY株式会社)入社。SEとして、電力事業者のシステム開発を担当した後、データサイエンティストとして自治体向けのデータに基づく政策立案を支援。上流からデータ活用を検討するプロジェクトを多数経験し、ビジネスとデータをつなぐノウハウを習得。現在、データ・AI活用サービスの責任者およびデータサイエンティストとして、様々な業種のデータ活用プロジェクトや人材育成プロジェクトを推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。