角川文庫<br> 哀愁時代

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角川文庫
哀愁時代

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
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  • ISBN:9784041879993

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内容説明

ある冬の夜、24歳の雨宮純江は同じ会社の中年男性に処女を捧げた。そして、彼女は別れた妻へ電話することを約束させて、地下鉄に消えた――。でも、何故? 純江はかつて楽しい大学生活を過ごしていた。友人の恋の橋渡しに手を尽くし、紹介された会社社長の御曹司とのデート……。だが父親の秘密をきっかけに、彼女の運命は暗転していく。若き女性にふと訪れた、悲しい恋の軌跡を描くラブ・サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

95
なぜ幸せになれないのだろう。 遠慮しているからいけないことは分かる。 遠慮していたら,遠慮していたなりの幸せがあってもいいはずだ。 赤川次郎の作品の中では、めずらしく根拠のない貧乏くじのような主人公。 そういう人生もあるという意味では小説なのだろう。 赤川次郎が何を書きたかったかは,三度読むまでわからないかもしれない。2013/12/02

『よ♪』

54
ちょっと驚いた。ミステリーとかサスペンスじゃなかった。静かで、どこまでも静かで、寒くてもほっこりと少しあったかくて、なんとなくやさしい空気を感じながら読んでた。だけど──。……ん。切ない。でも、読んでよかった。2021/03/11

神城冥†

37
報われない。報われなさすぎる。初めての相手がたまたま傍にいた人でそのままこの世を去るなんて。純江は総てに絶望してしまったのだろうか。なんかやりきれない。2016/03/22

鍵ちゃん

14
ある冬の夜、24歳の雨宮純江は同じ会社の中年男性に処女を捧げた。そして彼女は別れた妻へ電話することを約束させて地下鉄に消えた。でも何故?純江はかつて楽しい大学生活を過ごしていた。友人の恋の橋渡しに手を尽くし、紹介された会社社長の御曹司とのデート…。だが父親の秘密をきっかけに、彼女の運命は暗転していく。若き女性にふと訪れた悲しい恋の軌跡を描くラブサスペンス。確かこれは最後に彼女は…。2021/01/05

コロッケ

2
赤川次郎が好きで片っ端から読んだ思い出。朗らかで美しい主人公の最後が気の毒でならない。特になんと言うこともないが冷やご飯に熱々のカレーをかけるのが好きで美味しそうに食べる彼の場面が特に気に入っている。

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