ナゾトキ・ジパング HANABI

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ナゾトキ・ジパング HANABI

  • 著者名:青柳碧人【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 特価 ¥1,108(本体¥1,008)
  • 小学館(2024/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093867245

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内容説明

留学生探偵vsロス帰りキレモノ美人刑事?

 精南大学のキャンパスに夏がやって来る! 日本文化が大好きで洞察力にすぐれた留学生ケビン・マクリーガルと、学業はからっきしながら人望は厚く寮生代表の秀次は、獅子辰寮のルームメイト。六月の末、秀次の幼馴染・理沙の課題につき合って、二人は銀座の刀剣専門店を訪れた。その後、店に居合わせた男の遺体が発見される。遺体のポケットには、ケビンの名前の書かれたハンカチが入っていた──!!
 何かと事件に巻き込まれてしまうケビンと秀次の前には、警視庁捜査一課の田中撫子が部下の浦辺とともに現れる。「ロサンゼル帰りのキレモノ美人刑事」を自称しているが、アメリカ仕込みのウィットに富んだトークは常に空回り。推理についてもケビンのほうが一枚上手で、現場ではあたかも自分が考えたかのように、ケビンの推理を披露する。海パン一丁で阿波踊りを踊ったり、妖怪のコスプレをしたり、獅子辰寮の個性的なメンバーも大活躍!?
 KATANA! SUSHI! HANABI! KWAIDAN! KAMAKURA! 日本の名所名物をめぐって起こる数々の事件の謎を解く、絶好調シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

192
青柳 碧人は、新作中心に読んでいる作家です。日本の名所名物を巡るユーモアミステリ連作短編集、オススメは、『KATANA!』です。本書は、シリーズ第二弾、まだ続編もありそうな雰囲気でした。 https://www.shogakukan.co.jp/books/093867242024/10/02

Ikutan

78
シリーズ第二弾。留年続きで卒業できない大学生の秀次と日本人より日本に詳しい留学生のケビン。何故か二人の周りで次々事件がおこる。そして「ミョーデス」というケビンの指摘と冴えわたる推理で事件は解決。で、アメリカ帰り自称敏腕美人刑事の田中撫子のお手柄になっちゃうというパターンのコメディタッチのミステリ。今回もケビンの変な日本語に笑っちゃうけど、彼が披露する日本の知識には舌を巻く。KATANA・SUSHI・HANABI・KWAIDAN・KAMAKURA。際立つキャラとテンポいい展開でサクサクと。今回も面白かった。2024/10/20

aquamarine

74
学業はからっきしながら人望が厚い寮生代表の秀次と、ルームメイトの留学生ケビンが事件に巻き込まれる、シリーズ第二弾。洞察力のすぐれたケビンが「What a Japanese!」と叫ぶとき…!今回舞台になるのは刀、寿司、花火、怪談、鎌倉。日本人より日本に詳しいかもしれないケビンの蘊蓄は勉強になるし、獅子辰寮の仲間たちも健在。横取りが過ぎる田中撫子刑事が前作では好きになれなかったが、今回はそれも味だった。巻き込まれる事件がほぼ殺人なので楽しいだけではないのだが、それぞれの結末も余韻も悪くない。次作も是非。 2024/09/16

花ママ

71
「ナゾトキジパング」の続編。5話とエピソードからなる短編集。いずれも肩こらずにサクサク読めて、面白かった。秀次と(ほとんど)ケビンが巻き込まれる事件を次々に解決していく。ちょっとうざい捜査一課の田中刑事にも健在でした。更に続いていきそうです。2024/10/09

湯湖

70
シリーズ第二作。細かいところは朧げだけど、ケビンの「ミョーデス!」だけはしっかりと覚えていた(笑)。前作同様サクサク読めたが、自分の中での盛り上がりがイマイチ。あれ?読むのは今じゃなかった?どなたかが書かれてましたが、春→夏と来てるので、次は秋?たった今「イマイチ」とか書いたけど、続編出たら読むと思う。2025/01/16

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