カリジェの町の大時計

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カリジェの町の大時計

  • ISBN:9784418258024

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内容説明

カリジェの町で“大時計の秘密”が巻き起こす奇跡の物語!・「さあ、みなさん。きょうはとくべつにひとつふしぎなお話をいたしましょう。」大時計の町、カリジェで起こる、ちょっと不思議で心あたたまる物語。・絵本作家ぬまのうまきが美しく幻想的なイラストで描く!カリジェという町には、昔から住人たちが大切にしている大時計がありました。そして、そのとなりには、大時計を守る、時計屋のイーゲルさんが住んでいました。カリジェの大時計には不思議な力があって、年に一度、そのとくべつな力を発揮される日がやってきます…。年に一度のとくべつな夜、カリジェの町の大時計が起こす奇跡の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

155
カリジェの町で時計屋を営むイーゲルさんの奇跡を呼ぶ絵本です。イーゲルさんも時計の修理を頼みに来るのも動物ばかりなので、ここは言葉を話す動物の町なのかなと思っていたらそうではなく人間の女の子もやって来ます。でもその子も実は普通の子ではなくて最後に正体が明かされます。離れて暮らす姉妹の互いに会いたい気持ちを叶えてくれた優しいイーゲルさん。それは普通は会う事が絶対に無理な存在なのですが、会う事が出来て本当に良かったですね。それは毎日必ず繰り返される自然界の法則で心が癒される絵本でしたよ。#NetGalleyJP2025/02/25

やすらぎ

147
ある夜更け、一瞬の静寂に包まれることがあるという。描かれた物語の世界を想像するとじんわりと温まってくる。会いたくても会えない人がいる。朝と夜、生きる世界が異なっているから、清風に思いをのせて届けるしかない。でも、カリジェの町には大きな時計台があって、大昔から今まで精確に刻み続けてきたから、夢と夢は今でも結び合うかもしれない。星と星は離れていて、その距離は決して近づくこともなく果てしなく離れていくけど、その望みを抱き続ければ、ある日のある時間だけは時空を超えることができて、手と手をつなぐことができるだろう。2025/01/11

もちこ

24
パステル調のかわいらしい絵柄に癒される。 ストーリーもほんわか優しい気持ちになれるお話。 一日の終わりに、ゆったりじっくり堪能したい。子どもが寝る前の読み聞かせにもピッタリ!2024/12/18

ふじ

18
人々の願いを叶える大時計の修理屋のお話。絵もファンタジックで、物語もおとぎ話みたいな不思議さがあって次どうなるの?とめくる手が進む。ぜひ小さな子どもに(幼稚園〜低学年)に寝る前に読んであげたい素敵なお話でした。絵本好きの大人にも。#NetGalleyJP2024/12/30

えつ

9
可愛らしいイラスト。優しい物語。心がぽかぽかする。もう少し大きくなったら、息子に読みたい。これからもずーっと大時計を守っていってほしいな。NetGalleyにて。2025/02/19

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