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内容説明
全国でも数少ない、東大合格者数が100名となり、躍進を遂げる聖光学院。
どのような変革をおこなってきたのか、工藤校長が校長就任から20年の間に行われてきた実地での改革を深掘りします。
大きくは、不登校や保健室登校になっても留年させることをやめたり、習熟別クラスを廃止したりとといった改革。
そのほかにも、人生を生きていくことは悲しみを積み重ねていくものだという想いから、感性を磨くことで乗り越えていけるようにと、芸術やアウトドアなどの活動にも力を入れた教育を積極的に取り入れてきたこと。これらの情操教育は大学受験とは一見関係ないように見えるものの、結果として、自分で考え、生き抜く力を養えるだけでなく、成績も上がっていく結果に結びついています。
学力だけでなく、VUCAな時代でも生き抜いていける真の教育、思春期の男子との接し方など、家庭でも実践できるような参考になる話が詰まっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
atamura
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神奈川県にある私立の中高一貫男子校の校長が、自らの経験に基づき、思春期の男の子を育てる親に向けて気をつけるべき点や考え方を示す本。家庭での息子との距離感やスマホ、SNSへの接し方などのトピックごとに見開き1ページを使って解説する。子供だって、生きていれば、苦難や悲しみにぶつかることがある。また、自分の将来を想像しては、思い悩み、努力している。頭では理解しているはずなのに、それでもついつい余計な手出しや口出しをしてしまう。そんな親自身も変化し、成長する必要がある訳だ。我が子がいつか大人になるその日まで。2025/03/13
ひつぎんさん家
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先の中高6年間をイメージすることができました。母子カプセル、中受プロジェクト化する父、中学受験を支える親には耳が痛いけど、大事な注意喚起もされてました。 (母のみ完読)2025/02/23
nuna
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母親向け。自分の子供の頃の常識からアップデートせよ、子供の可能性を信じて過干渉をやめよ、勉学以外の価値観を身につけることでレジリエンスを得る、大学より先を見よ、という感じ。2025/02/23
nuna
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母親向け。自分の子供の頃の常識からアップデートせよ、子供の可能性を信じて過干渉をやめよ、勉学以外の価値観を身につけることでレジリエンスを得る、大学より先を見よ、という感じ。2025/02/23