内容説明
「――私は、伽羅王の術力を奪うつもりだ」炎将せん司による、最後の戦いが幕をあける。十月。<印座>の殺戮から半月。亮介は右腕がちぎれる幻をみた。その直後、文化祭やアルバイトと忙しい生活をすごす術者たちに、『不滅の王』についての謎のメールが届く。一方、せん司のもとには彼を慕う不登校の少女、春名子が辿りつく。春名子の奇妙で優しい日々。しかし、それが亮介と出会った時に…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
13
炎将はわりと好き。2010/01/22
扉のこちら側
8
再読。2014年738冊め。2014/09/14
愛華
6
烈火の時もそうだったけど、春名子の存在にイライラしてしまう。私の個人的な見解ではあるけれども。ただ十九郎のことが気がかり。でも忍様と十九郎、諒で希沙良の文化祭に来たのはよかった!十九郎と希沙良が踊る姿が見たかった!2011/02/08
ryuetto
5
私はオーラバの10年来の愛読者だから、オーラバファンの立場で見れば、今回も十分満足なんだけど(術者の面々が出てきて会話するだけで嬉しい。今回は特に文化祭が○)、一般の人にいきなりこの本だけ薦められるかと言えばうーん? という感じかな? このシリーズも、術者の面々が妖の者退治をやっている短編なら面白いんだけど、三忌将やその周辺と戦う本編に入っちゃうと急に魅力を失うんだよね。文章の粗が出ちゃう感じで。2002/10/26
銀木犀
5
すごくひっさしぶりに読む。このシリーズ。私は途中で巻を飛ばして読んでいるっぽいがストーリーは何とか把握できたのでとりあえずこの先を読んでみたいと思う。私の中ではいまだに杜真琴さんのイラストのイメージなので、途中のイラストで誰を描いた絵なのかいまいちわからないのがあるとです・・・。希沙良が踊る羽目になるシーンが面白かった。2011/05/16