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内容説明
【灰色の街に舞い降りる“赫（あか）”。もうひとりの“運命の女”現る――。】
２世紀もの間冷戦が続き、ソビエト連邦が崩壊しなかった現実とは異なる歴史を辿った“もしも”の近未来。機械化されたゴロツキどもがうごめく2160年のモスクワに骨董品の機関銃を背負った、生身の《掃除屋》ダニーラ・クラギンがいた――。ダニーラが請け負ったのは、機械化兵（キボルグ）の根城に単身陽動をかける危険な任務。偵察の最中、場違いな程に美しい“赤毛の女”が襲われる場面に出くわしたダニーラは気まぐれから彼女を助ける。その礼として奇妙なデートを行うことに…？『ゴブリンスレイヤー』の蝸牛くもが新たに描く明日なき未来の今日を生き抜くため、彷徨う者たちを描くハードボイルド・サイバーパンク!!
(C)Kumo Kagyu/SB Creative Corp.Original Character Designs:(C)Noboru Kannatuki/SB Creative Corp. (C)2025 Koutarou Sekine
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
5
★★★2025/03/03
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
1
表紙はダニーラと末妹ノーラ。物語は前巻からの続きでダニーラとノーラがそれぞれ別口で受けた依頼が同じターゲットに関するもので・・・というもの。基本的に純度の高いサイバーパンクに今は亡きソビエト連邦のエッセンスをたっぷり振りまいた作品なので人を選ぶとは思うけど、そのあたりが好物の人にはお勧めかと。ただ、今はどうしても攻殻機動隊と比較されるのがね、サイバーパンクというジャンルの作品全てが。続きも読むつもりなのだが、実店舗の書店で探し回ったけどどこにもなくて結局ネットで買ったが発行部数は少なめのか。売れてくれ！2025/03/29
