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内容説明
ジュニアのいのり、ノービスの光、クラスが違う二人が唯一戦える大会・全日本ジュニア。全日本ノービスで光に敗れたいのりは今度こそ必勝の覚悟で大会に臨む。一方、光も自分を猛追してくるいのりを意識し、さらなる高みを目指すためメダリストであるライリー・フォックスのもとで自分を磨く。そして迎えた大会当日、いのりの頼れる先輩・いるかが練習で怪我をしてしまう。動揺を隠し、いのりはリンクへ向かう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅり
27
誰もが誰かの光である。面白かったです。2025/06/23
和尚
21
良かった、ただ熱かった。 彼女たちの今後がどうなっていくのか、早くも続きが気になる13巻でした。2025/06/24
JACK
18
☆ ジュニアのいのりと、ノービスの光が唯一戦える試合が全日本女子ジュニア。この大舞台を前に、いのりは先輩のいるかが大怪我をしたことで動揺してしまう。果たして彼女は万全の演技が出来るのか。圧倒的な絵の力に引き込まれます。振り付けの美しさ、スピード感や緊迫感で目が離せません。アニメも素晴らしかったですが、密度が高く、効果線の多い絵と心に響く台詞はやはり魅力的。オススメ。2025/06/26
kayo
16
負傷して出場出来なかったいるか選手の姿に動揺、本来の力を出せずに終わったいのり。いるか選手のコーチの誠二さんのマインドが凄い。普通に家庭での子どもに対する時も活かしたい。子どもの話をまず全て聞けーー!これがなかなか出来そうで出来んのです、はい。気をつけます、シュン。登場人物の背景や伴う心理描写が超繊細。いのりと光の二人の勝ちたい気持ちが相手を蹴落とすのでなく、切磋琢磨してお互いを研磨して輝きを増す関係が素晴らしい。つるまいかださんの絵の巧さも有って、氷上で舞う彼女たちはとびっきりにキラキラだ。2025/07/05
内島菫
14
以前からそうだが、本作はキャラとしてではなく子どもとしてきちんと子どもを描いている。それに向き合う大人もキャラとしてではなくきちんと大人として描かれている。またその世界で一流のアスリートを描くスポーツ漫画でありながら、主人公が選ばなかった道も別の在り様として描き、主人公が選んでしまった道も間違いをも含めて描く。つまり判官贔屓としてではなく、白黒がはっきりついてしまう世界でもある意味本質的に存在するグレーゾーンを掬い上げている。2025/07/03